生活保護を受けている世帯は、ことし3月の時点で163万世帯余りとなり、高齢者世帯の受給が増えたことを背景に、これまでで最も多くなりました。
厚生労働省によりますと、ことし3月に生活保護を受けた世帯は163万5393世帯で、前の月より2447世帯増えてこれまでで最も多くなりました。世帯別では65歳以上の「高齢者世帯」が82万6656世帯で、初めて受給世帯全体の半数を超えました。このうち1人暮らしの世帯は74万7957世帯で、高齢者世帯全体の90%余りを占めています。
次いで、働くことのできる世代を含む「その他の世帯」が26万6172世帯、けがや病気などで働けない「傷病者世帯」が24万3665世帯、「障害者世帯」が18万9502世帯、「母子世帯」が10万924世帯となっています。
また、生活保護を受けている人の数は216万4154人で、前の月より2847人増えました。
厚生労働省は「高齢者の単身世帯で受給が増えているが、高齢者世帯を除く世帯では、雇用情勢の改善などで減少傾向が続いている」と分析しています。NHKより
厚生労働省は「高齢者の単身世帯で受給が増えているが、高齢者世帯を除く世帯では、雇用情勢の改善などで減少傾向が続いている」と分析しています。NHKより
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