英国でEUからの離脱支持が残留を上回ったとの世論調査もあり、離脱派が勢いを増せば市場が大きく動揺し、世界的に株安が進む可能性もありそうだ。
ニューヨーク市場は、ダウ平均が前日比119・85ドル安の1万7865・34ドルで取引を終えた。「不透明感が強く、株を積極的に買い進む雰囲気ではなかった」(アナリスト)という。原油先物相場が大幅続落し、収益悪化懸念からエネルギー関連株が売られたことも相場を押し下げた。
欧州市場では、ロンドンFT100種株価指数が2%近く下落。ドイツ・フランクフルトのクセトラDAX指数は約2・5%安だった。
株式市場から流出した資金は比較的安全な資産とされる米国や英国、ドイツの国債などに流れた。米長期金利の指標となる10年債利回りは一時、今年2月中旬以来、約4カ月ぶりの低水準となった。比較的安全な資産とされる金も3日続伸し、終値は約1カ月ぶりの高値をつけた。
毎日新聞より
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