2016年6月11日土曜日

中国の実際の失業率、政府発表の3倍の可能性?=中国ネット「実体経済は大きな困難に直面している」「政府発表の数字が正しかったことはない」

2016年6月8日、中国のポータルサイト・今日頭条が、中国の失業率は政府発表の3倍である可能性について伝える記事を掲載した。

記事によると、中国政府が発表している失業率は、この5年間は4%前後を維持している。しかし、英国のFathom Consulting社による最新の報告によると、不完全雇用率は2012年と比べると2倍の12.9%になるという。そのため記事は、実際の失業率は政府発表の3倍になるのかもしれないとした。

これに対して中国のネットユーザーから様々なコメントが寄せられた。

「このままいったら失業者はもっと増えるだろうな」
「3倍どころじゃないだろ。たぶん10倍か20倍だ」
「3倍だって?30倍の間違いだろ」

「実体経済は確かに大きな困難に直面していると思う」
「政府発表の数字が正しかったことなどあるだろうか」

「実際には多くの人が自由業なんだけどね」
「中国には失業率などというものは存在しない。大衆による起業と呼ぶんだ」

「警備員の仕事はどこでも募集しているけど、やりたい人がほとんどいない。就職の機会はあるのに」
「本当か?うちの工場では毎日求人を出しているのに従業員が見つからないのだが」

「失業ってなんだろう?多くの企業が求人を出しているのに、楽に高給を取りたい人ばかりだから、何もしないんだろ」
「外国では失業したら生きていけないが、中国は失業したら実家に帰って畑を耕せばいいだけ」
レコードチャイナより

中国政府の統計を信用する中国人はいないのではないかと思う。世界の各国も中国の統計を信用している国はないのではないでしょうか。自国に都合のいい統計の先には、中国という国が崩壊するのではないでしょうか。

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