2016年1月11日月曜日

北朝鮮問題を解決しないなら、中国を潰してしまえ

これまで、テロ問題などに絡むイスラム教徒に対する排他的発言で、強い批判を浴びつつも支持層を広げてきた米大統領選のドナルド・トランプ共和党候補が、今度は北朝鮮と中国問題で「吠えた」。「北朝鮮問題を解決しないならば、中国を潰してしまえ」と述べたという。環球網が報じた。

トランプ候補は続けて「貿易関税を引き上げるか、貿易そのものを中止してしまえば、2分以内に中国は崩壊する」と述べたという。米テレビ局のCNNの取材に答えて6日、北朝鮮が7日に核実験を実施したことについての考えを披露した。

トランプ候補の「ロジック」はこうだった。そもそも中国が、「世界の警察官」を米国が務めていることを嫌がった。「ピョンヤンが引き起こした問題は北京が解決する」ことを望んだ。トランプ候補は「だったら、中国は身を挺してこの問題を解決せねばならない。中国が援助しなかったら、北朝鮮人はメシも食えないんだ」と主張。現在の米国の役割は「中国に圧力をかけて、北朝鮮問題の処理に着手させる」ことで、そのために「貿易停止」も辞さないべきという。

環球網の記事に対しては、怒りのコメントが次々に寄せられた。2008年の金融危機の際には中国に助けてもらったはずと主張し、さらに安価な中国商品を買い、国債は中国にもらっていると指摘する意見がある。

さらに、「頭のおかしい奴に米国大統領になってほしいよ。それが米国に対する罰だ」との皮肉る投稿や「トランプのように素養がなく、知性がなく、能力がなく、道徳性もない人物が大統領選挙に出馬するなんて、米国人に対する侮辱さ」と、ストレートにトランプ候補を批判するんなど、反発の仕方はさまざまだ。 サーチナより

アメリカ人らしいと言えばそうである。もう少し言い方もあろうと思うが、トランプ氏は本音をしゃべりすぎである。

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