2016年1月8日金曜日

サウジとイランが断交

サウジがイスラム教の指導者ニムル師を処刑した事が発端である。イラン国内にあるサウジの大使館が襲撃され、火まで放たれ、サウジは抗議として断交をした。

サウジとイランは歴史的にも対立関係がある。サウジはスンニ派でイランはシーア派である。スンニ派とスンニ派はの違いは、イスラム教の開祖である、ムハンマドの後継指導者がムハンマドの血筋を重視するシーア派としないスンニ派の違いである。

1979年イランで起きたイスラム革命で、米国はイランから追放されたが、米国と同盟関係あるサウジは自らの体制への挑戦ととらえ、88年には一時断交を行っている。

最近では、内戦が続くシリアで、イランは同じシーア派のアサド政権を支援しているのに対して、サウジは反体制派のスンニ派を支持している。要するにシリア内戦はサウジとイランの代理戦争の様相である。

石油利権も関係しているという、サウジの東部の油田地帯はシーア派が多く、スンニ派の王族が彼らを搾取していると言われている。

米国もシェール革命で原油輸出国になり、中東への関心失いつつある。過激派組織イスラム国(IS)の妥当のために介入しているだけで、今回の宗派間の関しては深入りはしないと言われている。

インターネット上では、第3時世界大戦という記事まで掲載されているが、シーア派とスンニ派の戦争が起こるかも知れない。

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