インドネシア・ジャワ島の高速鉄道整備工事が、監督官庁の許認可が下りず、足踏み状態である。中国が日本との受注競争に競り勝ち、21日には着工式まで開いたが、書類が中国語で書かれており担当官が理解出来ず、事業契約もまで調印されていなく工事が出来ない状態が続いている。
新幹線整備計画では、首都ジャカルタとバントン間、約140㌔を結ぶルートで2019年開業を目指している。インドネシアの負担金はなしで、事業権期間は50年で、期間終了後は政府に引き渡される。
着工式典でジャコ大統領は、胸を張ってインドネシアと中国の協力が着工に至ったと述べているが、式典を欠席したジョナサン運輸大臣は、評価が終わっていないとして、建設許可は出していないという。
運輸省幹部は、地元のジャカルタ・ポストに5㌔区間の式典向けの使用を許可したが。必要な書類が未提出な上、書類の多くは中国語で書かれており事業の計画の評価が出来ない状態で、事業契約も未調印とのことである。
中国の計画では、4駅が計画されているが、その内1駅はハリス空軍基地の一部を使用するため、一部の議員からは、首都を防衛のための不可欠な基地だとして、見直しの声が出ている。
中国国内では、反対派は強制的な力で排除する事が出来るが、インドネシアは民主主義の国だけに、強制力での排除は出来ない。書類も中国語ではなくインドネシア語か英語で書くのが当たり前ではないかと思うのだが、中国の高飛車的な態度が書類からもうかがえる。
インドネシア高速鉄道では、日本が受注を前提に地質調査などを行ってきたが、中国の異常と言える格安の事業費にインドネシアが中国案を採用した。
中国で余っている鉄鋼やセメントさらに建設要員など中国から持ってきて事業を進める事になるのではないかと思われる。インドネシアは費用は出さないで済むが、この事業でインドネシアの建設要員は使うことはない事になるのではないでしょうか。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年1月31日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿