2016年1月8日金曜日

上海株取引停止

7日の上海株式市場は中国経済や人民元安への懸念を背景に寄りつき直後から急落し、開始から30分で取引が打ち切られました。市場全体の値動きを示す上海総合指数は、前日終値比245.96ポイント安の3115.86でした。

香港、台湾などの他のアジアの株式市場も大きく下げており、世界同時株安の様相が再び強まっています。

上海市場では年明けから、相場の急変時に取引を停止する「サーキットブレーカー」制が導入されました。この日は取引開始10分後の指標とする株価指数が5%安に達し15分間取引が停止。再開後も売りが止まらず、同指数が7%安になった時点で取引は終了となりました。

市場が開いてわずか30分余りで株の売買が出来た時間は、14分あまりである。市場関係者や中国政府は何とか株価下落に歯止めを掛けようと、対策を打ち出しているが、小手先の小細工でそれが裏目に出ており、さらなる株価下落の事態になっている。

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