中国が南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島に建設した飛行場で航空機を試験飛行させたことについて、米国防総省当局者は2日「試験飛行が(地域の)緊張を高めたことを懸念している」と表明した。米政府が新たな対抗措置に踏み切る可能性もある。
米軍はオーストラリアなどと連携して圧力をかけ続ける構えだが、南沙諸島の実効支配を強める中国が既成事実を積み重ねる中、問題の解決は「ますます難しくなっている」(オーストラリアの専門家)との見方も広がっている。
国防総省当局者は「さらなる土地の造成や新たな施設の建設を中断し、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が(南シナ海での紛争回避に向けた)行動規範を速やかに策定する必要性を示している」と強調した。
米政府は中国が造成した人工島を中国領とは認めない立場で、昨年10月には「航行の自由」を行動で示すため、中国が「領海」と主張する海域にイージス駆逐艦を派遣した。同12月には海域上空をB52戦略爆撃機が飛行。意図的ではないとされるが、中国は軍事的挑発と反発した。
産経ニュースより
中国はスプラトリー諸島を軍事拠点として活用すれば、南シナ海のシーレーン(海上交通路)は自由に航行することが出来なくなる可能性が高くなった。アメリカは何らかの対抗措置を取るのだろうか。中国は南シナ海でやりたい放題である。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年1月3日日曜日
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