スペイン東部のカタルーニャ自治州のマス首相は9日、州首相の続投を辞退すると表明した。スペインからの州独立を目指す各党の連立交渉で合意したものである。これにより、独立派が主導する州政権の樹立が確実となり、再選挙も回避しました。
昨年9月の同州議会選挙(135議席)では、マス氏率いる与党・民主集中(CDC)を軸とした保守系政党連合「共に賛成」が62議席を獲得。左派系の地域政党・民衆統一候補(CUP)の10議席と合わせて過半数を獲得しました。
ただ、CUPは連立交渉の際、独立後の政策として欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)からの離脱を求め、協議は難航。今月3日には、路線の違いを理由にマス氏の続投を正式に拒否していました。
連立交渉の期限となった9日、マス氏は「共の賛成」の州首相候補にならないと述べ、自身の続投よりも新政権樹立を優先する立場を表明。後任候補には州東部ジローナ市長でCDC所属のカルレス・ブイジュデモント氏を指名しました。州議会は10日に新首相の信任投票を予定しています。
一方、スペイン中央政府では先月の総選挙以降、連立交渉の不調から政権不在が続いています。カタルーニャ州の独立反対で一致する主要政党の対立は、同州の独立派を利する可能性もあります。今回、同州で独立派の新政権が確実となった事は、今後の連立交渉にも影響を与えます。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年1月11日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿