2016年1月22日金曜日

中国が日本の商業ロケット打ち上げにライバル心

2015年11月にカナダの通信衛星を載せた、H2Aロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星を予定の軌道に成功し、日本の商業衛星初めての成功となった。

中国メディアは、日本が商業衛星打ち上げに成功したことを受けて、宇宙強国に向けた第1歩として高く評価しているが、まだ中国の方がロケット打ち上げ実力では上であると主張している。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケット部品など民生品採用を通じて打ち上げ費用を半減にする事を目指しており、30億円で商業衛星ロケットの打ち上げがで出来れば、世界一安い価格で打ち上げることが出来、価格競争力がつくと述べている。

日本のロケットはH2A、イプシロンの2種類があり、2020年にはH3ロケットを試験機打ち上げを予定していると紹介。H3ロケットは中国の長征3号をベンチマークしていると論じている。

さらに、日本は相次いでロケット打ち上げを成功させている事を指摘していて、ロケット打ち上げ回数そのものが、中国より少ないし、実力では中国の方が上回っていると述べ、日本の商業衛星ビジネスに強い関心とライバル心をのぞかせている。

日本人初の人工衛星を打ち上げてほしいものである。人間を打ち上げることが出来れば、世界で4番目になる。そうなれば日本のロケットの品質が高く評価されることは間違いない。H3ロケットでそれを実現してほしいものである。

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