2018年2月7日水曜日

中国の老兵は語る、抗日神劇を信じるな

近年、中国で抗日ドラマの描写が現実離れしすぎているとして批判の対象となっているが、実際に日本と戦った中国の元兵士の目には抗日ドラマはどのように映っているのだろうか。

中国の抗日ドラマのうち、手刀で日本兵を切り裂くなどの描写があるものは「抗日神劇」などと揶揄(やゆ)されているが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国側が「抗日戦争」と呼ぶ日中戦争に参加した99歳の老兵が「抗日神劇を信じてはならない」と述べていることを伝えた。

記事は、「中国では抗日戦争をテーマにしたドラマが数多く作られている」と紹介する一方、良質な抗日ドラマは非常に少ないのが現状だと指摘。多くの中国人は「抗日ドラマ」と聞けば、「抗日神劇」を連想するのが普通だと指摘する一方で、抗日神劇は「真実の歴史を描いたものではなく、当時、日本と血を流して戦った中国共産党軍の兵士達を侮辱するものでもある」と指摘した。

続けて、「抗日神劇」では日本兵は非常に「弱い」と指摘する一方、これも真実の歴史とは違っている点だと指摘。四川省に住む99歳の男性は共産党軍の一員として日中戦争に参加した経歴を持つとし、この老兵は「日本兵が抗日神劇のように簡単に倒せたなら、共産党軍が8年も戦い、あれだけの犠牲を払う必要があっただろうか」と疑問を投げかけていると伝えた。

さらに、日中戦争時に第五戦区司令長だった中国人兵士も「高い教育を受け、非常によく訓練された日本軍の強さは並外れていた」と述べていたことを紹介し、「日本軍は決して抗日神劇のように弱くなかった」と伝えつつ、99歳の老兵が「抗日神劇を信じてはならない」と述べていることを紹介した。サーチナより

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