2017年6月19日、韓国南部、全羅南道(チョルラナムド)麗水(ヨス)海洋警備安全署は、先月17日に麗水市梧桐島(オドンド)付近の海上に船底廃水780リットルを密かに捨て中国に逃走したパナマ船籍の貨物船Q号(1977トン)を、1カ月の追跡の末に捕らえたと明らかにした。韓国・ニューシスが伝えた。
船底廃水(ビルジ)は、船底にたまった水やオイルなどが混ざった不要な液体。安全署は汚染発生後、1カ月にわたって麗水港および陸軍レーダー基地などの協力を得て捜査を進めてきた。
これにより、汚染発生前後に梧桐島付近を航海した船舶78隻を容疑船舶に選定し、蔚山(ウルサン)、釜山(プサン)、群山(クンサン)など、全国に入港した船舶を探し回って318点の試料を採取、汚染物質の一致の有無を確認したという。また、容疑船舶に指定された船舶のうちQ号についても、貨物の上げ下ろしのため麗水近くの光陽(クァンヤン)ポスコ埠頭(ふとう)に入港した事実を確認し、船舶機関室で試料を採取して分析していた。
海洋警備研究所による分析の結果、Q号機関室の試料と梧桐島海上に捨てられた汚染物質が一致したことが分かり、安全署は中国国籍のQ号機関長(48)や船員らへの集中調査の末、機関長を海洋環境管理法違反の容疑で立件した。
安全署の関係者は、「今後も、海洋汚染を起こし適切な措置を取らずに逃走した場合は、最後まで追跡して検挙していく。そして、海洋汚染を引き起こしている船舶は、厳重な法を適用して処罰を受けられるようにしていく」と話した。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「これだから未開な中国人と言われるんだ」と該当船舶への非難の声や、「自国の海に捨てたら処罰されるから間抜けな韓国に捨てたのだろう」「彼らも韓国の法律が弱いことを知ってるんだね」「海洋警察の努力にもかかわらず処罰を軽くするようなことがあれば、また同じことが繰り返される」と処罰の甘さへの指摘、「海洋警備ファイト!。こういう仕事が韓国の国の格を高めてくれると思う」「これ以上韓国がばかにされないようにしてやろうじゃないか!」と、安全署の執念をたたえる声が上がっている。
また、「大統領が変わったからか、すべてが正常に戻っていく。さすがだ」「人一人変わるだけでこんなにも世の中が変わるんだね」と文在寅(ムン・ジェイン)大統領さまさまといったコメントも寄せられた。 レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年6月20日火曜日
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