2017年6月23日金曜日

スパコン「京」が2期連続世界一 処理速度能力で

理化学研究所などは20日、神戸・ポートアイランドのスーパーコンピューター「京(けい)」が、国際的なスパコン処理速度ランキング「HPCG」で、昨年11月に続き2期連続で世界1位になったと発表した。産業利用などでの処理能力を競うランキングで、理研計算科学研究機構(神戸市中央区)は「実際の研究や製品開発で最も成果を出せることが証明された」としている。
 
ドイツで開催中の国際会議で発表された。同会議は年2回開かれ、世界のスパコンについて、指標の異なる複数のランキングを発表している。

今回、京は主に中央演算処理装置(CPU)の能力を競う「TOP500」で、計算速度が毎秒1京510兆回で8位。1位だった中国の「神威太湖之光」の毎秒9京3014兆回に遠く及ばなかった。

一方、HPCGはCPUだけでなく、周辺機器を含むシステム全体の性能バランスが問われるとされる。京は、2014年11月から2位が続いていたが、演算プログラムの改良などを加えたことで昨年11月の前回、初の1位となっていた。

日本勢2番手は、東京大と筑波大が共同運用する「オークフォレスト・パックス」がHPCGで4位、TOP500で7位だった。 神戸新聞より

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