エンジンで発生する動力を活軸に伝えるなどの制御を行う変速機であるトランスミッションは自動車にとって絶対に欠かすことのできない重要な部品の1つだ。
日本の自動車産業の強さは各自動車メーカーの競争力のみならず、部品メーカーも高い競争力を持っていることが要因の1つだ。特に自動変速機(AT)市場では日本のアイシン・エィ・ダブリュが世界トップシェアを誇る。
中国メディアの今日頭条はこのほど、中国の自動車メーカーや部品メーカーはトランスミッションを自主開発するだけの技術力を持たないと伝え、日本メーカーのトランスミッションが中国車を支えていると指摘する記事を掲載した。
記事は、世界中を見渡してみても優れたトランスミッションを開発できる企業は日本やドイツなどに数えるほどしかないとし、世界の自動車市場でトランスミッションはごく少数の企業による寡占状態にあると紹介。特にATトランスミッションについては「中国メーカーは車を作るにあたって、少数の売り手のなかから選んで調達している」とし、自前でATトランスミッションを生産できる企業は中国にはないのが現状と論じた。
続けて、中国メーカーが自前でATトランスミッションを生産できないのは、生産するための精度の高い設備がないうえ、トランスミッションに使用する金属の加工技術もないためだと指摘。中国自動車市場は外資メーカーに市場の多くを奪われているのが現状だが、優れたトランスミッションを自前で生産できないことも、中国の自動車メーカーの発展におけるボトルネックとなっていると主張した。 サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年6月25日日曜日
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