2017年2月6日月曜日

金正恩氏、秘密警察幹部を大量処刑 お気に入り人物の拷問死に激怒

北朝鮮の秘密警察のトップ、金元弘(キム・ウォンホン)国家保衛相が最近解任されたことを韓国統一省が確認し、3日の記者ブリーフィングで明らかにした。さらに国家保衛省の幹部が多数処刑されたとの情報もあるという。聯合ニュースが同日に報じた。

統一省のスポークスマンは「解任により、北朝鮮の幹部層の動揺が深刻化する」と述べたほか、朝鮮労働党組織指導部が調査を進めており、さらに処罰対象者が増える可能性を示した。

韓国メディアは解任理由として、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が目をかけていた人物が1月、国家保衛省の拷問を受け死亡し、正恩氏が激怒したためと報じている。このほか、組織指導部と国家保衛省の権力争いの結果との指摘や、権力を強めた金元弘氏を正恩氏が牽制(けんせい)したとの見方もある。

金元弘氏は2012年に国家保衛省に改称前の、国家安全保衛部の部長への就任が確認された。13年12月には金正恩氏の叔父、張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の処刑を主導したとされる。今年1月には米財務省が人権侵害に関与したとして制裁対象としている。 夕刊フジより

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