2017年2月24日、中国の廃棄物情報サイト・廃旧(Feijiu)が、日本の家電リサイクル工場について紹介する記事を掲載した。
日本のパナソニックエコテクノロジーセンターからの招待を受けて、工場を見学したという記者。「日本の資源回収システムは資源利用の最大化をほぼ実現しているといえる」「廃棄家電がどのように利用され尽くしているのかを目の当たりにすることができた」などと驚きを持って伝えた。
液晶テレビは、カバーを外したのちにベルトコンベヤーでゆっくりと運ばれ、専門のロボットがねじを外すと紹介。2台のロボットが組となり、1日に約300台の液晶テレビのねじを外すことができると伝えた。冷蔵庫の解体エリアでは、作業員たちが冷蔵庫内のプラスチックを取り出しからそれを粉砕し、別の「完全武装」した作業員が慎重にフロンガスを取り出し、その後冷蔵庫は密封空間に運ばれてレーザーで解体される。
こうした廃棄家電は解体後、プラスチック、銅管などに分類され、近くの工場棟で粉砕し精錬する。プラスチックは、初期処理が終わるとパイプを通して隣の作業エリアに運ばれ、高性能な分類機械でPP樹脂、PS樹脂、ABS樹脂などに分類して再利用される。エアコン内部の銅板なども、大型の粉砕機に入れられた後、機械が鉄、銅、アルミなどの各種金属に分類し、1つずつ機械下の袋に落ちていく。分類後の銅純度は99%にも達する。
パナソニックエコテクノロジーセンターによれば、日本では毎年1800万から2000万台の廃棄家電が出ており、これらの廃棄物の中には大量の鉄や銅、アルミなどの資源が含まれているという。このような資源回収はコストが高いものの、資源の最大限の活用を促進するため、エコに大きく貢献することができるのだという。 レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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