2017年2月25日、環球時報によると、英BBCのニュースサイトは24日、「中国のトランプ対策は実際に効果が出ているのだろうか」と題する記事を掲載した。
ドナルド・トランプ米大統領は就任当初、中国に対する強硬的、どう喝的な発言を繰り返していた。だが現在は、そうした言動は徐々に収束しつつある。中国の戦術はどのようなものだったのか。
まず行ったのは人脈づくりだ。トランプ大統領が慣例に反して春節(旧正月)の祝賀メッセージを出さなかったことが取りざたされる中、崔天凱駐米大使は、巧みに大統領の娘のイヴァンカ・トランプさんと接触し、中国大使館の祝賀イベントに出席させるなど、大統領選前後の発言には目をつぶり、友好ムードを醸していった。
実業家としてのトランプ大統領は、中国で「TRUMP」などの商標権争いを続けている。中国政府はその商標登録に政治的配慮を行うといったプレゼント攻勢をかけた。また、米国とメキシコの例を鑑み、中国政府は他国のように連絡を急がず、レックス・ティラーソン米国務長官のような対話可能な人物の就任を待ってから米中関係の青写真を描くという慎重さで対応した。
その後は迅速に対話を重ねた。スティーブン・ムニューシン米財務長官と経済施策を話し合い、王毅外相がティラーソン国務長官と会見。中国の外交政策を統括する楊潔チ国務委員(副首相級)もティラーソン氏と電話会談を行った。北朝鮮からの石炭輸入を停止するなど、譲歩とバランスのある対応をとっている。
トランプ大統領が米国の「弱体化」を自らのアドバンテージとし、「米国第一主義」を掲げる一方で、中国はグローバル化と自由貿易を進めている。特に米国のTPP離脱を好機として、中国は多国間貿易を主導する立場を築きつつあるなど、中国はここまで、自らに有利な形で切り抜けている。
レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年2月27日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿