2017年2月28日火曜日

南スーダン3万2000人避難

【ハルツーム=AFP通信】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は26日、南スーダンで発生している飢饉を逃れて隣国スーダンに流入し人が今年初めから3.2万人近くに達している。

南スーダン政府は10万人が飢えに直面し、100万人が飢えの危機に直面していると表明。UNHCRは報告書で食料事情は今後数ヶ月、一層悪化する見通し。今年一杯、南スーダンからの難民流入が続くとみています。

UNHCRによると、新たな難民の90%は女性と子どもで、5日から1週間かけてスーダンとの国家を越えているといいます。UNHCRは、多くの難民は疲れ切り、危機的な栄養失調状態にあります。

UNHCRは2013年の南スーダン内戦以降、33万人の難民がスーダンに逃れたと指摘。飢えは、内戦による農業の崩壊、物価の高騰、支援の中断などがもたらした人災と強調しています。

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