2017年2月27日月曜日

外国メディア監視か

ドイツ紙シュピーゲルは24日、独情報機関の連邦情報局(BND)が長年にわたって同国で活動する外国メディアを対象に、通信記録の収集や監視活動を行っていました。

それによると、BND1999年以来、各国メディアの電話、ファックス、電子メール、などの通信記録や記者・編集者らのメールアドレスを収集・監視をしていたといいます。

特に英BBCや英ロイター通信、米紙ニューヨーク・タイムズについては、アフガニスタンの現地記者らと本社の間で交わされた通信記録を大量に収集。BBCの国際報道番組らも監視されていたと言います。

国際NGO、国境なき記者団(RSF)は声明で、報道の自由に対する恐るべき攻撃だと非難、BBCの報道官も失望したと表明。

記者は自由でかつ安全に業務を遂行できなければならない、全ての政府に報道の自由の尊重を呼びかけています。

ドイツでは2014年、米国安全保障局(NSA)による、メルケル首相への盗聴活動が明らかになり、事件を暴露したエドワード・スノーデン氏はNSAの活動にBNDや英情報機関・政府通信本部(GCHQ)も関与していたと言います。

独議会は事件を受けて、調査委員会を設置。同委は今夏にも最終報告書を発表の予定。

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...