それによると、BNDは1999年以来、各国メディアの電話、ファックス、電子メール、などの通信記録や記者・編集者らのメールアドレスを収集・監視をしていたといいます。
特に英BBCや英ロイター通信、米紙ニューヨーク・タイムズについては、アフガニスタンの現地記者らと本社の間で交わされた通信記録を大量に収集。BBCの国際報道番組らも監視されていたと言います。
国際NGO、国境なき記者団(RSF)は声明で、報道の自由に対する恐るべき攻撃だと非難、BBCの報道官も失望したと表明。
記者は自由でかつ安全に業務を遂行できなければならない、全ての政府に報道の自由の尊重を呼びかけています。
ドイツでは2014年、米国安全保障局(NSA)による、メルケル首相への盗聴活動が明らかになり、事件を暴露したエドワード・スノーデン氏はNSAの活動にBNDや英情報機関・政府通信本部(GCHQ)も関与していたと言います。
独議会は事件を受けて、調査委員会を設置。同委は今夏にも最終報告書を発表の予定。
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