2017年2月20日月曜日

北朝鮮問題、政治決断

中国の王外相は、ドイツ・ボン安全保障会議で演説し、核開発を進める北朝鮮への対応について、米国と北朝鮮が重要な当事国であり、両国が出来るだけ早く政治的な決断を下さなければならないと述べています。

王外相は、これに先立ちボンで会談したティラーソン国務長官から、北朝鮮の挑発行為抑制のため可能な全ての手段を使うように求められたが、米国こそが主導的役割を担うべきだという認識を示しました。

王外相は、北朝鮮情勢をめぐっては核実験と制裁が繰り返されている、この悪循環を断ち切らなければならないと指摘。全当事国が緊張を高めることを控えるよう望むと強調。

また、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁を厳格に履行する必要性を認めつつ、6ヶ国協議再開を諦めてはならないと語りました。

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