2017年2月24日金曜日

国連が緊急支援を呼びかけ

ナイジェリア北東部とソマリア、南スーダン、イエメンが飢饉に直面していることについて、危機的な状況である事を指摘。国際的な緊急人道支援を求めることが必要になっています。

国連のグテレス事務総長は22日、国連本部で記者会見し、4ヶ国で2000万人を飢饉から救うために3月末までに5000億円が必要。まだ十分な資金が集まっておらず非常に危機的な状況だという。

特に南スーダンでは飢饉が起き始めており、今、救済しなければ同国や地域、他国に影響が広がるのは時間の問題。

国連児童基金(ユニセフ)のレーク事務局長は、4ヶ国で140万人が死の危機に直面していると訴えています。

レーク氏は声明で今なら多くの命を救う事ができる。重度の栄養失調とのしかかる飢饉は人為的なものだという。素早い行動が求められていると指摘。2011年にsソマリアで26万人が餓死したことを挙げ、この悲劇を繰り返してはならないと訴えています。

ユネスコによると子どもの栄養不良は、南スーダンで27万人、ソマリア18.5万人、イエメンで46.2万人、ナイジェリア北東部で45万人に達するという。

英国政府は22日、南スーダンとソマリアに対して、現在の援助に加えそれぞれ1億ポンド(141億円)を援助すると発表。パテル国際開発相は、4ヶ国で前例のない人道的危機と飢饉の直面していると表明。フランシスコ・ローマ法王も食糧支援について語るだけでなく実際に行動し、飢饉に直面している人々に食料を届けることが必要と訴えています。

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