2017年2月19日日曜日

東芝の支援を表明

三井住友銀行の国部頭取は米国の原発事業で巨額の損失を計上する東芝について、経営改善の対策を聞いた上で、メインバンクとして可能な限りサポートしていくと表明しています。会長を務める全銀協の記者会見で述べています。

東芝が20164月~12月期の決算の発表を延期したことには、内部管理体制に問題があるということで、決算の発表を延期しています。ガバナンス体制をしっかり強固なものにしてほしいと、改革への要請をしています。

さらにどのような、ビジネスモデルで成長していくのか提示する必要性もあると語りました。事業戦略の再構築を期待していると語っています。

東芝は、資本増強策を講じなければ3月末時点で株主資本マイナスになり、負債が資産を上回る債務超過になる見通し。東芝は好調な記憶用半導体フラッシュメモリー事業を分社化し、外部の出資を受け入れて早期に資本を増強する計画。国部頭取は一時的に債務超過になった場合でも、メモリー事業の企業価値を活用することで、実態としては株主資本がプラスを維持するとの認識を示しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...