2017年2月27日月曜日

北朝鮮書記官の逮捕状請求

【クアラルンプール=時事】北朝鮮の金正男氏暗殺で、マレーシア警察は、北朝鮮大使館内に隠れているとみられるヒョン・クァンソン2等書記官の逮捕状を請求する可能性もあると警告。事件現場となったクアラルンプール国際空港である西部セランゴール州のアブドゥル・サマー州警察本部長が25日、記者団に明らかにしました。

書記官は外交特権で守られていますが、しかし、本部長はマレーシアの法では警察の捜査対象なら誰であっても供述を求める権利が警察に与えられていると主張。聴取に応じなければ強制的に出頭してもらうと述べ、逮捕状請求も諦めていないと強調。

北朝鮮の金正男氏が殺害された事件で、マレーシア警察は26日の記者会見で、23日の捜索したクアラルンプール市内のマンションの一室が北朝鮮国籍容疑者の関係先だったと確認、地元メディアが伝えました。

警察によると、捜索した部屋は、既に出国したとされる4人の北朝鮮国籍容疑者が借りていたとみられます。

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