2017年2月1日水曜日

世界で反対行動広がる

トランプ大統領が命じた中東・アフリカ7カ国からの一時入国禁止措置に抗議するデモ・集会は、米国以外に広がりを続け、30日は英国やカナダで取り組みがありました。

BBC放送などによると、英国ではロンドンを中心に国内の十数都市で催され、数万人が参加。抗議はトランプ氏ばかりではなく、訪英を招待したメイ首相にも向けられました。

参加者は、入国禁止反対、人種差別ノー、私はイスラム教徒と共に立つなどトランプ氏に抗議するプラカードの他、メイ首相は恥を知れと英政権を批判するものも掲げられました。

訪英はエリザベス女王による国賓待遇の招待で、先週の米英首脳会談でメイ首相が伝えました。

これに対して、招待撤回を求める請願に30日夜時点で155万人が署名。議会で審査対象とする基準の10万人を大幅に上回っています。メイ首相は30日、米国とは特別な関係だとして撤回の意向がないことを改めて表明しています。

カナダでは首都オタワの米大使館前で、大統領令に抗議する集会が開かれたほか、ケベック州、モントリオールでも、イスラム教徒に対する、ヘイトクライム(憎悪犯罪)に抗議する集会が開かれています。

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