2016年2月11日、ソウル経済新聞によると、韓国軍の次期戦車として計画されているK3戦車の開発が、人員不足のために全く行われていないことが確認された。
韓国国防科学研究所(ADD)の関係者は、「K2(黒豹)戦車を開発する際には3桁に達していた戦車の研究開発人員が、今では1桁になった。しかし、これもトルコ関連事業のために存続しているにすぎない」と話す。トルコ関連事業とは、K2戦車をトルコに技術輸出した後の支援業務のこと。ADDの関係者は、「K2戦車の開発が完了した直後に、開発人員は他の部署に移動になったり退職したりして、今では当時の3%しか残っていない。近いうちにトルコ支援業務も終了し、1桁となった研究者さえ他の部署に移動することになるだろう」と語った。
ADDの一部では、不足している開発人員で国産戦車の技術力を維持するには、新型戦車の開発よりも、従来のK1戦車とK1A1戦車をアップグレードする「進化型開発」に方向転換しなければならないという主張が出ている。しかし、関係者によると、韓国軍も戦車を改良しているが、海外の事例と比較すると『改良』と言うより『修理』レベルにとどまっているのだという。さらに、K2戦車以降の未来型戦車として注目を集めたK3戦車も、実際には概念研究の段階にすら入っておらず、関連予算の執行と研究は全く行われていない状態だという。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「米国にしてみたら歓迎すべき事だろう。結局、韓国はまた米国の武器を買うことになる」
「人員不足って…?国防費はどこへ行ったんだ」
「ADDの人員を減らして戦車の開発に回せばよいではないか」
「若年失業が大問題になっている状況なのに…。人材はいくらでもいるだろう」
「R&D後進国であることを示す代表的な事例だ。韓国にいるのは商売人だけだ」
「技術を軽視する国だから、こんなことが起こるんだ」
「北朝鮮がいつ攻めて来るか分からない状況で、こんなことしていてよいのか?」
「これが休戦状態の国の姿か?戦争はまだ終わっていないんだぞ」
「軍事兵器の開発が遅れているのは、軍関係部署内部の不正と賄賂を受け取っている奴らのせいだ」
「韓国の安保を米国と日本に一任するつもりか?」
レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年2月2日木曜日
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