世界を影から操っていると噂される秘密結社「イルミナティ」。指導者層や権力者の多くはイルミナティメンバーであるとかねがね指摘されてきたが、これまでその存在はひた隠しにされてきた。しかしドナルド・トランプ新大統領の誕生により、彼らがついに存在を認め、表舞台に飛び出してきたのだ!
■トランプとユダヤとイルミナティ
トカナでは、トランプが大統領に就任する前から、トランプ政権がユダヤに牛耳られるであろうことを予見していた。それというのも、トランプの義理の息子にあたるジャレッド・クシュナーは、新興ユダヤ系財閥の御曹司であり、ジャレッドの父・チャールズはフリーメイソンのメンバーである可能性がある上、ロシア系ユダヤ人とのただならぬ関係も噂されていたからだ。
蓋を開けてみれば、主席戦略官・上級顧問にユダヤ系保守メディア「BREITBART」で会長を務めたスティーブン・バノン、財務長官にゴールドマン・サックス元幹部でユダヤ人のスティーブン・ムニューチン、商務長官にイギリスのユダヤ系投資銀行「N・M・ロスチャイルド&サンズ」に所属していたウィルバー・ロスらを起用するなど、要職はびっしりとユダヤ系の人脈で固められている。
そして、トランプ政権の誕生に伴い、これまで裏方に徹していたユダヤ系秘密結社「イルミナティ」が、「一部の国際金融資本家と知的エリートが絶対的な権力をもって全世界と大衆を管理・コントロールする平和な社会」を目指す「新世界秩序(New World Order)」の達成に向け遂に動き出したのだ。なんと、トランプの大統領就任後から「イルミナティ公式ウェブサイト」は大きな注目を集めるようになり、1月26日には英紙「Express」などが取り上げるほどの話題となっているのだ! これは彼らが積極的に宣伝活動をした結果ではないだろうか?
同サイトの設立目的には、「イルミナティが設立されて以来、多くの市民が不適切にもイルミナティを否定的に描いてきました。これらの誤解は、イルミナティやそのメンバーに精通していると自称する映像、写真、書籍、インターネットなどを通して数百年に渡り根付いてきたものです。そこで、我々の目的は、この惑星の人々のイルミナティに対する懸念を和らげ、イルミナティの活動と目的を理解して頂くことです」と書かれ、さらには新規メンバーも募集しており、何人かのメンバーは顔写真付きで紹介されている。秘密結社とはとても思えないアットホームな作りのウェブサイトだ。
■サイト設立の真の目的とは?
しかし、彼らの言うことを鵜呑みにしてはいけない。これも新世界秩序(NWO)に向けた計画の一部である可能性が十分あるからだ。イルミナティは、新世界秩序の総仕上げとしてNASAとともに「ブルービーム計画」を実行に移すといわれている。これは、ホログラムを利用して世界各国の大空に“地球へと侵攻するエイリアン”の姿を映し出すことにより、大衆の心に恐怖と危機感を植えつけるとともに、単一政府への服従と団結を誓わせようとする大事業だが、背後に謎の秘密結社の存在があると嗅ぎつかれては計画が台無しだ。その可能性をあらかじめ排除するため、あえて表に出てくることで、組織の肯定的なイメージを植えつけようと、イルミナティ広報部が同サイトを設立したのかもしれない。
だが、ネット上では「イルミナティを語った営利目的のフェイクサイトではないか?」との声もあがっている。それというのも、同サイトでは11ドル(1245円)する書籍(「Illuminatiam: The First Testament of the Illuminati」)の購入をしきりに勧めているからだ。
ところが、この本がすごい。米アマゾンで同書籍を検索してみると、驚いたことに、1960件ものユーザーレビューがつくベストセラー書籍であり、評価も4.7/5とえらく高い。内容の信頼性を強調するコメントも多く、イルミナティに精通した内部関係者が書いたものである可能性も否定できないだろう。
とはいえ、トランプ政権の動きには不確定要素が多く、イルミナティとの関係については識者もまだ確定的なことが言えないのが現状である。しかし、それでもトランプ政権発足のタイミングで、「イルミナティ公式サイト」が再注目されているのは気になる点だ。両者の関係を見極めるためにも、今後も同サイトには注目しておいた方が良いだろう。 infoseek newsより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年2月2日木曜日
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