世界も日本もこのところトランプ旋風にきりきり舞いだね。その陰で、地球が危ない目に遭っていることを皆、知らないんじゃないかな。ぶっちゃけ、心配な事態なんだよ。
なぜかって、2017年の1月だけで3度も隕石が地球とニアミスしているからさ。1月20日、25日、30日と続いたんだけど、政府もメディアも知らんぷり。
隕石の大きさは一軒家くらいから巨大なクジラ程度まであって、猛スピードで飛来してくるため、事前の予測や対策が立てにくいのが困りもんなんだ。今回も地球の側を通り過ぎる直前になってようやく、その存在が判明したくらいだから、避難勧告など出しようがないってわけさ。
2013年にロシア上空で隕石が爆発した際には3,000万ドルの被害が出たね。それでも、ほとんど人の住んでいない地域だったから、まだ被害は少なかったらしいけど、もし、都市部に衝突していれば、それこそ大惨事になっていたはず。
アメリカの天体観測の専門家アントニオ・パリス氏に言わせれば、「大きな隕石は見つけやすい。問題は小さな隕石だ。事前に見つけることは至難の業。たとえ見つけても、手遅れということだね」。
実際、地球の周辺には100万個に近い小規模の隕石が常に飛来しているというから、恐ろしい話さ。そのうちの1つでも大都市に落下すれば、その地域は消滅する可能性もあるからね。
世界経済にとっても「トランプ騒動」とは比較にならない影響があるだろうな。記録をひも解けば、1490年、明代の中国に隕石が落下し、数万人が命を失ったという。
2016年の暮れ、NASAの上級研究者ジョゼフ・ヌース氏は急増する隕石のデータを基に「国家を挙げての危機対応の必要性」を訴えたものさ。当時のオバマ大統領はその緊急性を理解し、ホワイトハウスに対応チームを立ち上げ、国際的な協力監視体制の構築を提唱したね。ところが、政権交代の時期と重なったせいか、どこの国からも反応はなかったようだ。
ぶっちゃけ、地震や火山の噴火も怖いけど、宇宙から飛んでくる無数に近い隕石の存在にも注意を払うことが必要だよ。さもなければ、三島由紀夫の描いた『美しい星』が一瞬にしてバラバラになるかも。 MAG2NEWSより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年2月6日月曜日
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