大統領戦出馬候補の多くが2015年12月の韓日慰安婦合意の再交渉や破棄を主張している。合意を破棄するなら、その後の外交的負担も考えなければならない。後遺症を最小限に抑えるには米国の協力が必要だ。これまでの韓日間の和解には、中国の台頭や北朝鮮の核の脅威に対抗するため、米国の仲裁も働いてきた。また、現在の韓国にとって、日本を動かすだけの力が米国以外にはないのも事実だ。しかし、大統領戦出馬候補の中には、韓米で合意した戦域高高度防衛ミサイル(THAAD)配備も破棄しようという人物もいる。専門家らは「外交は国内政策とは違い、相手がいるものだ。日本との合意に加え、超大国・米国と結んだ安全保障上の約束まで同時に破ろうというなら、それに伴う安保的・経済的後遺症にも耐えられるよう準備すべきだが、政治家たちは選挙のことだけを考え、国の運命にかかわる可能性がある問題については言及しないでいる」と指摘する。国家安全保障戦略研究院のパク・ピョングァン北東アジア研究室室長は「同盟・友好国との約束を破る問題については真摯(しんし)に考えなければならない」と述べた。
慰安婦合意、韓米関係にも影響
慰安婦合意を破棄すれば、まずは韓日関係が再び冷え込む可能性が高い。2012年8月に当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島(日本名:竹島)に上陸して以降、韓日関係が回復するのに3年かかり、その回復の核心となる条件が慰安婦合意だった。東京の外交消息筋は「2012年に352万人だった日本の人観光客は、15年に半減(184万人)したが、同年末の韓日首脳会談と慰安婦合意により昨年は210万人(11月末現在)まで回復した。合意が破棄されれば、観光客をはじめあらゆる分野で交流・協力が大幅に落ち込むだろう」と言った。日本が韓日通貨高官(スワップ)協定再締結交渉の中断を宣言したのは、交流・協力縮小の始まりだというのだ。
また、外交専門家らは「慰安婦問題で常に守勢だった日本の立場が強まる恐れもある」とも言った。日本は慰安婦問題について「謝罪をしても韓国がまた要求する」「韓国は政権が変わるたびに『ゴールポスト』の位置を変える」と反発している。これまでこうした「ムービング・ゴールポスト(動くゴールポスト)論」の説得力はあまりなかったが、韓国が合意を破れば、国際社会に対して「日本の主張には一理がある」という誤ったシグナルが発せられるかもしれないという。朝鮮日報より
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年1月12日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿