最高指導者の指示で5年前から暗殺を試みていたと国家情報委員会に報告しており、事実なら金正男氏は常に北朝鮮に命を狙われる身だったということになります。説明を受けた議員が記者団に明らかにしています。
国情院によると、12年4月には、金正男氏が私と家族を助けてほしいと暗殺指令の撤回を求める嘆願書を金正恩氏に送りました。しかし、その後も北朝鮮の偵察総局など情報機関は一貫して暗殺の機会を伺っていたことになります。
国情院の報告は、事件はクアラルンプール国際空港で発生、金正男がマカオ行きの飛行機に搭乗するために並んだところを、2人の女性暗殺者が近づき殺害され、金正男はカウンターに助けを求め、病院に緊急搬送されましたが車内で死亡。
毒物によるテロと推定され具体的な手段については金正男の死体の検視結果が出ないと分からないという。
金正男氏の警護をしていたのは、中国当局で、暗殺をすれば中国との関係悪化は必然的に悪くなります。
韓国亡命説も言われていますが、国情院は亡命の意志はなかったとみています。家族は北京とマカオに在住しており中国当局が家族を警護しています。
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