2017年2月6日、中国のポータルサイト・今日頭条が、中国高速鉄道の軍事的意義について分析する記事を掲載した。
中国の高速鉄道は、総延長距離が2万キロを超え世界一であり、2025年までに総延長距離を3万8000キロまで拡張する予定だ。
記事は、高速鉄道には旅客を輸送するだけでなく、軍事的な意義も大きいと指摘。時速300キロで計算すると、15時間で4500キロ移動できることになり、中国東部や南部の沿岸地区から新疆ウイグル地区に15時間で到着でき、準備の時間を含めても24時間以内には到着できると分析した。
しかも、例えば広州と武漢を結ぶ高速鉄道の場合、16両編成ならば1100人の兵士と武器を輸送できるため、連続して運行すれば半日で10万人の兵士と武器の輸送が可能だと指摘、輸送能力は中国軍の輸送機をも上回るとした。
これに対し、中国のネットユーザーから、「いい考えだが、高速鉄道は大部分が高架橋だ。破壊されたらそれでおしまい」、「これは机上の空論だ。戦争になったら敵は真っ先に高速鉄道を破壊するに決まっている」など、現実的ではないとのコメントが多く寄せられた。
また、「高速鉄道はトンネルや橋に問題が起きるだけで輸送不能になる。やはり空輸機の充実は重要だ」、「高速鉄道は天気が悪いと運行を停止するんだぞ。戦争で使えるわけがない」などの意見もあり、否定的なコメントが大半を占めた。 レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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