昨年6月の国民投票では、スコットランド住民の62%がEU残留を支持。スタージョン氏は結果判明直後、スコットランド単独でのEU残留を目指し、2014年9月以来2度目となる英国からの独立を問う住民投票を実施する方針を示していました。
スタージョン氏はインタビューの中、単一市場への残留がスコットランドの優先課題だと指摘。これが実現すれば、独立の選択は喜んで脇に置くと語りました。一方で、長期的には独立を目指す姿勢を維持し、住民投票に向けた準備も継続する意向を示しました。
EUの単一市場は、人・物・資本・サービス4つの移動の自由を原則としています。英政府はこのうち、EU圏内からの移民労働者など、人の移動の自由を制限しながら残留することを求めていますが、EUと加盟各国は単一市場の参加条件に例外はないとの立場です。今後のEU離脱交渉では最大の争点になる。
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