2017年1月11日水曜日

韓国、朴大統領のセックススキャンダル報道氾濫…税金でバイアグラ購入、官邸で密会

崔順実側近と2人きりの “夜の会合”

「バイアグラとそのジェネリック医薬品364錠購入」「高級ベッド3台購入」「胎盤エキス注射投与」

韓国の朴槿恵大統領をめぐる一連の異様なスキャンダルは、とうとう「“成人指定”の領域に踏み込んだ」と現地メディアが伝えている。朴大統領の異性関係を証言する音声テープを入手した元与党
議員が、「子供には聞かせられない19禁レベルの内容」と発言しているからだ。

「市井の一民間人による最高権力の私物化」という政治スキャンダルで、昨年12月9日の弾劾訴追案可決により職務を停止された朴大統領。これから約半年にわたる憲法裁判所の審理を経て、罷免か否かの判断を下される予定だ。しかし即時辞任を求める市民の怒りは収まらず、首都ソウルでは昨年のクリスマスイブにも55万人が大規模デモに繰り出した。

その一方で、独身の大統領をめぐる怪しげな性的関係の疑惑もあとを絶たない。昨年11月下旬には、CM監督のチャ・ウンテク容疑者(48)と官邸で密会していたとの報道が各メディアを駆けめぐった。チャ容疑者は、国政介入の主役で朴大統領の親友・崔順実(チェ・スンシル)容疑者の最側近。官邸とのコネクションを利用した横領などで、同年11月8日に逮捕されている。

関係者の証言によると、チャ容疑者はしばしば夜間に官邸を訪問し、朴大統領と2人きりで過ごしたという。だが朴大統領は本来、閣僚や秘書官とも2人きりでの面会を好まないというのが関係者らの評判だ。それだけにチャ容疑者との親密な夜の会合は、バイアグラや高級ベッドの不透明な税金の用途も相まって、いっそう憶測を呼んでいる。

“セックステープ” の登場

さらに昨年11月25日には“セックステープ”情報が飛び出した。韓国誌「時事IN」のチュ・ジヌ記者が日本の早稲田大学で講演した際、「これまで明るみに出た不正はまだ十分の一にすぎない」「裏口入学、兵役逃れ、ドラッグ、そしてセックスに関連したテープが出てくるだろう」と発言したのだ。

当初は韓国メディアも半信半疑だったが、チュ記者の発言は現実になった。ほどなく崔順実容疑者の娘チョン・ユラ容疑者の裏口入学、その元夫シン・ジュピョン氏の兵役不正疑惑が相次いで問題化。そして昨年12月23日に元与党議員がラジオ番組で、冒頭の証言テープが「19禁レベルの内容」だと暴露したわけだ。

問題のテープに記録されているのは、若かった頃の朴大統領と崔順実容疑者の父親・崔太敏(チェ・テミン)氏の関係だ。崔太敏氏は1912年生まれ。70年代から右翼系キリスト教団体などを運営しつつ、朴正煕政権下(63~79年)で軍幹部らの人事や公共事業の口利きを行っていた。74年に朴正煕元大統領の夫人・陸英修氏が暗殺されると、その娘で当時22歳だった朴槿恵氏と接触。「お母さんが夢に出てきた」などと取り入って、精神的指導役となる。同時に大統領令嬢である朴槿恵氏との関係を最大限利用し、蓄財に勤しんだ。朴正煕元大統領の没後に失脚するが、その莫大な財産は崔順実ら子供が受け継いでいる。 infoseek newsより 

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