2016年7月22日金曜日

H3ロケット基本設計発表

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の次期ロケットH3の基本設計がまとまったと、岡田H3プロジェクトマネジャーが20日、記者会見して発表しました。

それによると、H3ロケットは全長63㍍で、直径5.2㍍。2段式で、1段目はエンジンが2つのものと3つのものの2種類があり、補助ロケットも最大で4つ付けることもできます。

最大の推進力を持つタイプは、気象衛星「ひまわり」などが回る、高度3万6000㌔の静止軌道に6.5㌧の衛星を打ち上げることができます。一方、補助ロケットを付けないタイプは、打ち上げ費用が約50億円と、従来のH2Aロケットの半分に抑えることができるとしています。

また、H2Aは注文から打ち上げまで2年かかっていましたが、これを1年に短縮、年間6基の打ち上げを目指します。

2020年に初号機を打ち上げる計画です。

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