2016年7月1日金曜日

モンゴル政権交代

29日投票のモンゴルの国民大会議選挙は30日に開票結果が発表され、最大野党モンゴル人民党が過半数を大きく超える65議席を確保、地滑り的勝利を収めました。これで政権交代が確実になりました。経済の低迷の責任を問われた与党・民主党は9議席にとどまり惨敗しました。

人民党のエンフボルド党首は、国民が多くの信任を与えてくれた。大きな責任が伴うと理解していると勝利宣言をしました。サイハンビレグ首相も落選しました。選挙管理委員会によると、この他人民革命党と無所属の候補がそれぞれ1議席確保しました。

モンゴル経済は資源に大きく依存しており、2011年に17.5%だった成長率は国際的な資源価格の落ち込みに伴い、15年には2.3%まで下落。総選挙では民主党の経済失政や汚職問題に国民がノーを突きつけた形で、人民党にとっては今後の経済再建が大きな課題となります。

人民党は、1990年以前の社会主義時代の旧人民革命党が母体。

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