2016年7月10日日曜日

迎撃ミサイルに深刻な懸念

ロシア外務省は、在韓米軍への地上配備型迎撃ミサイル、高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備について、地球規模の戦略的安定性に悪影響を及ぼすと深刻な懸念を表明しました。

声明は地域の緊張を先鋭化させ、朝鮮半島における非核化を含む難題の解決を一層困難にすると主張。米・韓両国に北東アジアで悲劇的かつ取り返しが付かない非建設的な行動を取らないよう願うと訴えました。

インタファックス通信によると、コサチョフ上院外交委員長は記者団に、韓国による危険な一歩に対し、ロシアの対抗措置は必ず伴う。政治レベルはもちろん、恐らく軍事分野のしかるべき措置があると警告しました。

中国国防省の楊報道官は在韓米軍への地上配備型迎撃ミサイル、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備が正式決定したことについて談話を発表、中国は必要な措置を検討し、国家の戦略的な安全と地域の戦略的均衡を守ると対抗措置を取る可能性を示唆しました。

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