金正恩国務委員長に就任

北朝鮮の最高人民会議が29日、平壌で開かれ､会議では憲法の改正がされ､国家の最高指導機関とされる国防委員会を国務委員会に改編。金正恩がトップの国務委員長に就任しました。朝鮮中央テレビが同日夜報じた。

金正恩は5月の第7回朝鮮労働党大会で就いた党最高位の党委員長に続き､国家機関の最高ポストにも就任しました。

最高人民会議には金正恩が出席。憲法改正では、国防委員会第1委員会委員長は国務委員会委員長となりました。国務委員会メンバーには、国防委と異なり軍人以外からも多数起用され､軍事に限らない幅広い業務を担うとされています。

最高人民会議は年に1､2回開かれ、法令改正や国家機関の組織再編、経済計画の審議など行う。

金正恩の独裁政治が益々進んだ事になる。金正恩に反対すれば粛清されるだけに､周りにはイエス・マンばかりではないかと思う。

朴首相は最高人民会議で報告をし、核開発と経済建設を同時に進める､並進路線の堅持を強調しました｡朴首相は2016年からの国家経済発展5カ年戦略の期間中、電力の供給を増やし､石炭や鉄鋼などの増産していくと表明。農業、畜産業、水産業を軸に人民の食糧難を解決すると強調しました。

貿易面では多様化、多角化を図り､国際制裁の中でも拡大していく方針を示しました。