2016年7月15日金曜日

新英首相にメイ氏

英国の次期首相を決める与党の・保守党の党首選は11日、エネルギー相の当外外相のアンドレア・レッドソム氏の撤退を表明によりテリーザ・メイ氏が無投票で当選を確実にしました。これを受けてキャメロン首相は同日、13日に正式に辞任する意向を示し、メイ氏が次期首相に就任することが明らかになりました。

党首選は、英国の欧州連合(EU)離脱を決めた国民投票後にキャメロン氏が辞意を表明したことを受けたものである。メイ氏は国民投票キャンペーンでEU残留を支持していました。しかし、投票後は「離脱は離脱だ」と結果を尊重し、EU域内にとどまらない考えを示しました。EU離脱交渉は難航が予想されますが、メイ氏は既に交渉を担う省庁を設置すると表明しています。

キャメロン氏は11日の声明で、12日に最後の閣議を召集し、13日に辞表を提出を表明。13日夕方には新たな首相が誕生すると述べました。メイ氏については「力強く有能であり、英国が今後数年にわたり必要とするリーダーシップをもたらす」と評しました。

同国では故サッチャー元英首相以来2人目の女性首相となるメイ氏は11日、国民投票で分断した国民の統一を図り、より良い英国を作ると語りました。

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