三菱重工業傘下の三菱航空機は開発中の国産初のジェット旅客機、三菱リージョナルジェット(MRJ)について、2018年は新規受注獲得より開発に専念することを計画している。20年半ばの初号機納入を優先させるのが狙い。
水谷久和社長がブルームバーグなどとのインタビューで「新しい受注というより、既に注文している顧客に状況を理解してもらい開発作業を進める」と話した。現在行っている配線など一部機体の設計見直しについては「大きなめどはついた。製造作業に移行しつつある段階」とし、米国での飛行試験も順調だという。納期については「なんとかギリギリいける」との見通しを示した。
同社は当初13年の初号機引き渡しを目指していたが、これまでに納入時期を5回延期。納入先のANAホールディングスは一時的に代替の中型機を米ボーイングから調達すると発表しており、開発の遅れは発注企業の機材選定にも影響を与えている。
現在は商用運航に必要な型式証明取得のための飛行試験に取り組んでいるが、小型旅客機の製造で競合するブラジルのエンブラエルやカナダのボンバルディアなどとの競争環境が変化する可能性があり、これ以上の遅延は許されない状況。小型旅客機の製造を手掛けていないボーイングは昨年12月に、エンブラエルとの統合を協議中だと発表。実現すれば、MRJの販売や開発、カスタマーサポートの分野での支援契約を結んでいるボーイングと競合することになる。
米イースタン航空は14年9月に40機のMRJ購入契約を締結。しかし同社は経営難に陥り17年6月に米スウィフト航空が一部事業を買収することを決めている。水谷社長は、契約についてはスウィフトではなく引き続きイースタンと協議中だと話した。「MRJの開発状況や性能ではなく、経営判断からいらないという話になるかもしれない」との見方を示したが、現時点ではキャンセルは出ていないと述べた。
また、MRJに品質データ改ざん問題のあった神戸製鋼所のアルミ製品などが使用されていることへの影響については「飛行試験には影響はなく、安全性も確保されている」と強調。神戸製鋼への対応については「量産開始までにきちんした製品が納入されるならば問題はない。状況を静観しつつ見極める」と話した。ブルームバーグより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年1月2日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿