2017年11月28日、中国のポータルサイト・今日頭条に、「日本を甘く見るな、潜水艦技術は世界トップレベルで、米中ロを超えた」と題する記事が掲載された。
記事は、日本のそうりゅう型潜水艦・しょうりゅうが最近進水したことを紹介。そうりゅう型潜水艦は、日本が初めて非大気依存推進(AIP)を採用した潜水艦で、現役では世界最大の排水量の通常動力型潜水艦だと伝えた。
記事はまた、前世代のおやしお型潜水艦は2004年に建造し始めた1隻が最後で、その後、潜水艦の「平成16年度計画」としてそうりゅう級の研究開発が始まったと紹介。そうりゅう型の特徴について伝えた。
その一つが動力システムだ。おやしお型もそうりゅう型も、ディーゼル機関2基と推進電動機1基を装備しているが、記事によればそうりゅう級は総出力が1万1900馬力で、おやしお型の1万1150馬力を上回っているという。また、そうりゅう型はAIPを採用しており、潜水時間が長く静かなため、ステルス性が増しているとした。
武器システムにも注目している。「そうりゅう型はHU―606の533mm魚雷発射管を6門装備しているほか、89式魚雷、米国製のMK37魚雷、ハープーン級USMなどがある」と紹介。また、「ひそかにトマホークを装備しているとの報道もある」とした。
もう一つがソナーシステムだ。そうりゅう型にはZQQ―7が採用されているが、艦首下方の艦首アレイ、側面アレイ、曳航アレイなどで構成されているほか、性能が向上した魚雷警報装置も備えているという。
記事は最後に、「通常動力型潜水艦では日本は米国やロシア、中国より進んでいる」と主張。「中国には039型潜水艦があるものの、排水量でそうりゅう型とは比べものにならない」と論じた。
これに対し、中国のネットユーザーからは「日本の技術が米国を超えたとは言い難い。でも中国より上であることは間違いない」「われわれの潜水艦はフランスや英国と比べられるようなものだろうか」「日本の自動車を見ればすごさは分かる」など、おおむね日本の技術力を評価するコメントが並んでいる。レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年1月31日水曜日
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