2018年1月26日金曜日

訪韓外国人が大幅に減少、一方で海外へ行く韓国人は増加

韓国法務部が発表した「2017年出入国統計資料」によると、昨年1年間に海外を訪れた韓国人は5344万人と、前年に比べ17.9%(813万人)増加した。海外旅行客増加などの影響から、韓国人の出入国者数は2013年に初めて3000万人を超えて以降、2016年には4000万人突破、昨年は5000万人突破するなど急増しているという。

一方、訪韓外国人は大幅に減少。昨年は2696万人と、前年より22.2%(771万人)減少したとされる。外国人の出入国者は2012年に初めて2000万人を超え、2016年には3400万人を突破していたが、
THAAD(高高度防衛ミサイル)配備の影響で中国人が減ったことから、昨年は2015年の水準(2726万人)に後退したとのこと。

国籍別に見ると、中国人が439万人(32.4%)と依然として最多を占めるが、2016年(826万人)より46.9%も少ないそうだ。次いで223万人(17.2%)の日本、96万人(7.1%)の米国、95万人(7.1%)の台湾の順となっている。

訪韓目的については、観光を含めた短期滞在が77.5%を占め、後には訪問資格(5.1%)や就業資格(4.5%)などが続いたとのこと。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「
北朝鮮の脅威のせいで外国人観光客が急減。韓国にとって障害だ」「PM2.5のせい」など減少原因を指摘する声をはじめ、「当然の結果。韓国に見るものなんてある?チェーン店ばかりだし、地方はどこへ行っても似たようなもの、ぼったくりもあるし人は不親切。もし自分が外国人でも来たくない。中国や日本に比べて特色もない」「平昌(ピョンチャン)の宿泊費はいくらだったっけ?そんな国に来たいと思う?」「きっとがっかりするから来てほしくない」など自国批判が目立つ。

そのため、対策として「こういうニュースがよく話題になるけど、それを報道する時間があったら道のごみや違法駐車、道路環境の悪さなど、未熟な韓国人の都市利用形態を批判した方がいい」「ぼったくりをやめてサービスの質を上げたら4%は上昇するだろう」などの声も上がった。

韓国人も国内を旅行しない人が多いようで、中には「お金がないから日本や東南アジアを旅行しているけど、お金持ちになったら済州島や釜山とかも行ってみたいな」と語るユーザーも見られた。レコードチャイナより

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...