2017年1月5日木曜日

メキシコ工場計画撤回

米自動車大手米製造業フォード・モーターは3日、メキシコに新工場を建設する計画を撤回しました。計画を巡っては、トランプ次期大統領が選挙中から、米製造業を衰退させているとして名指しで批判していました。

フォードは2016年4月に、メキシコ中部サンルイスポトシ州に16億ドルを投じて、新工場を建設すると発表。18年の稼働の予定でした。

しかし、一転し手計画を取りやめると共に、今後4年間で7億ドルを米ミシガン州の工場に投じ、新型の電動自転車(EV)を生産すると発表。米国内で700人の雇用を創出出来ると強調しました。新工場で生産予定だった小型車フォーカスの次世代モデルは、メキシコ内の既存工場を活用して対応します。

フィールズ最高経営責任者(CEO)はCNBテレビに出演し、判断の理由について、小型車の需要が伸び悩んでいることに加え、トランプ政権下では米製造業にとって事業環境が好ましくなくなると語り、減税や規制緩和に期待感を示しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...