2017年1月1日日曜日

ロシア米外交官追放せず

ロシアのプーチン大統領は12月30日、米国の対ロシア制裁措置にもかかわらず、米外交官を追放しないと発表。大統領は声明で報復する権利を留保すると述べ、来月発足するトランプ次期大統領の出方を見守る考えを示しました。

プーチン大統領は米外交官のために問題を作り出すことはしない。われわれ誰も追放しないと強調。ロシアにいる米外交官の子どもを全員を新年にクレムリンに招待すると表明。

ラブロフ外相はこれより先、米国への対抗措置として、米国外交官35人を追放する構えを示しましたが、プーチン大統領はこの方針を取りませんでした。

プーチン大統領は米国の対ロシア制裁は、米・ロ関係をさらに損ねると非難する一方で、これ以上、外交水準をおとしめたくないと指摘。米・ロ関係の改善に向けた歩みはトランプ次期大統領の政策に基づいて行われるだろうと語り、トランプ政権との対話に期待を示しています。

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