2017年4月3日月曜日

秘密裏に改憲案可決

南米パラグアイで331日、上院がコルテス大統領の再選を容認する憲法修正案を秘密会合で可決しました。これに対し、抗議する人たちが議会に押しかけました。

同国では1988年の独裁政権崩壊後、92年に承認された憲法で大統領(任期5)の再選は禁止されてきました。憲法修正について、野党・進歩民主党のデシレー・マシ上院議員はクーデターが起きた。われわれは抵抗し、国民に抵抗するよう呼び掛けると述べました。

上院の採決は31日、本会議ではなく非公開の特別会合で実施されました。議員の内、可決に必要な23人を2人上回りました。

新たな規定では2013年に当選した現職、右派のコロラド党のコルテス氏と将来の大統領に適用されます。同氏は再選を望む勢力がある一方、現職の大統領を利するような憲法改正は正しくないと批判する声もあります。

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