2017年4月28日金曜日

米太平洋軍司令官「2時間で北朝鮮を攻撃できる」即応態勢維持を強調

北朝鮮問題をめぐって、米太平洋軍(UPACOM)のハリー・ハリス司令官は26日、米下院議会で「空母カール・ビンソンは、2時間で北朝鮮を攻撃できる海域に展開している」と述べて、北朝鮮の挑発行動を抑止するために軍事的な即応態勢を維持する重要性を訴えた。菅義偉官房長官は27日午前中の会見で、「日本をめぐる安全保障環境が厳しさを増すなか、米軍による抑止力の確保は重要だ」と米側の対応を支持する意向を示した。
ハリス司令官は26日、軍事公聴会で北朝鮮に対する対応について説明し、「我々は金正恩を屈服させたいのではなく、正気に戻らせたいのだ」と述べて、挑発行動を重ねる北朝鮮を抑止するため、即応態勢の維持が重要だとの認識を示した。

また、空母カール・ビンソンの動きについて説明し、「空母の艦載機は、必要とあれば2時間で北朝鮮を攻撃できる海域に展開している」と述べた。

さらに、イージス艦が日本海に展開するとともに、韓国南部の釜山に寄港している原子力潜水艦も数日以内に周辺海域で活動を開始する予定だという。

一方、北朝鮮の軍事力に関しては「発射実験を行うたびに、米国を核で先制攻撃できる能力に近づいている。金正恩は失敗を恐れることなく、実験を続けるだろう」と警戒感を示した。
エキサイトニュースより

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