2017年4月19日水曜日

中国の役割期待、軍事選択取らず

スパイサー大統領報道官は17日の記者会見で、北朝鮮に関して中国はこれまで以上に積極的な役割を果たしている。中国は政治的にも経済的にも、結果を得るため北朝鮮に圧力をかけて続ける事ができると述べ、北朝鮮問題の解決で、中国の果たす役割に期待を表明しました。
スパイサー氏は、北朝鮮の核兵器保有は誰の利益にもならない。この問題では中国と協力を続けるつもりだと述べました。

記者団から、北朝鮮に対して米国が軍事行動に踏み切るレッドラインを引くのかと問われスパイサー氏は引かないと強調。シリアではレッドラインを設けたが、過去にはうまくいかなかったこともあると述べました。

トランプ政権は6日、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと決めつけ、一線を越えたとしてミサイル攻撃を加えました。

一方、マクマスター大統領補佐官は16日放映の米ABCテレビの討論会で、北朝鮮に対し、あらゆる可能な行動を取るべきだが、軍事的選択肢までは行かず、平和的に事態を解決するよう努力すると述べました。

さらに、これまで通り同盟国を頼りにするが、中国の指導部にも頼らなければならないと表明。中国に期待を表明しました。

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