海上自衛隊と共同訓練を行いながら北上していたアメリカ軍の空母は、29日昼すぎ、長崎県沖の対馬海峡を通過して日本海に入りました。朝鮮半島周辺への空母の展開によって、北朝鮮に対するけん制がさらに強まることになります。
アメリカ軍の空母カール・ビンソンは、共同訓練を行ってきた海上自衛隊の護衛艦などとともに、29日昼すぎ、長崎県沖の対馬海峡を相次いで通過し、日本海に入りました。
防衛省によりますと、これと同時に、太平洋を北上しながら今月23日から続けられてきた海上自衛隊との共同訓練は終了し、護衛艦2隻は空母から離れたということです。
この空母については、韓国海軍が今月末ごろに日本海で共同訓練を行うとしていて、今後、海上自衛隊と交代する形で、空母と韓国海軍との訓練が行われる見通しです。
一方、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮は、29日朝も1発を発射しましたが、朝鮮半島周辺へのアメリカ軍の空母の展開によって北朝鮮に対するけん制がさらに強まることになります。
また、防衛省は、これまでの共同訓練とは別に、弾道ミサイルを追尾できる海上自衛隊のイージス艦を日本海に展開させるなど、北朝鮮の動向の警戒と監視を続けることにしています。
防衛省によりますと、これと同時に、太平洋を北上しながら今月23日から続けられてきた海上自衛隊との共同訓練は終了し、護衛艦2隻は空母から離れたということです。
この空母については、韓国海軍が今月末ごろに日本海で共同訓練を行うとしていて、今後、海上自衛隊と交代する形で、空母と韓国海軍との訓練が行われる見通しです。
一方、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮は、29日朝も1発を発射しましたが、朝鮮半島周辺へのアメリカ軍の空母の展開によって北朝鮮に対するけん制がさらに強まることになります。
また、防衛省は、これまでの共同訓練とは別に、弾道ミサイルを追尾できる海上自衛隊のイージス艦を日本海に展開させるなど、北朝鮮の動向の警戒と監視を続けることにしています。
カール・ビンソンの動き
アメリカ海軍の原子力空母カール・ビンソンはことし1月、母港のカリフォルニア州サンディエゴの基地を出港し、アジア太平洋地域に派遣されました。訓練をしながら太平洋を航行して2月に南シナ海に到達し、定期的なパトロールを始めました。
その後、北上して3月には朝鮮半島周辺でアメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習に参加しました。演習を終えたあとは再び太平洋を南下して4月4日にシンガポールに入港。4日後の8日に出港しましたが、その際、アメリカ軍はハリス太平洋軍司令官の指示で当初予定していたオーストラリアへの寄港を取りやめて西太平洋に向かうことになったと公表します。
しかしカール・ビンソンはすぐには北上せず、いったんオーストラリアの北の海上でオーストラリア軍との共同訓練に参加。その後は南シナ海から太平洋に展開して自衛隊と共同訓練を実施しながらゆっくりと北上していました。 NHKニュースより
その後、北上して3月には朝鮮半島周辺でアメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習に参加しました。演習を終えたあとは再び太平洋を南下して4月4日にシンガポールに入港。4日後の8日に出港しましたが、その際、アメリカ軍はハリス太平洋軍司令官の指示で当初予定していたオーストラリアへの寄港を取りやめて西太平洋に向かうことになったと公表します。
しかしカール・ビンソンはすぐには北上せず、いったんオーストラリアの北の海上でオーストラリア軍との共同訓練に参加。その後は南シナ海から太平洋に展開して自衛隊と共同訓練を実施しながらゆっくりと北上していました。 NHKニュースより
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