2017年4月23日日曜日

パリ銃撃、警官3人死傷

フランス・パリの中心部のシャンゼリゼ通りで20日夜、自動小銃による銃撃事件が発生し、警官1人が死亡。2人が負傷しました。警察当局は現場で容疑者を射殺。過激派組織ISは同日中に事実上の犯行声明を発表し、オランド大統領はテロと確信していると述べました。

容疑者は、停車していた警察車両の前に車を止め、車外に出ると同時に警官に向けて発砲したといいます。警官の他、観光客女性1人が軽症を負いました。日本人への被害は確認されていません。

IS系のアマク通信は同日、ISの兵士であるベルギー人の男が実行したと報道。ただ、射殺された容疑者は仏国籍の39歳の男で、過激思想の持ち主として以前から警察が把握していた人物。

警察当局は、死亡した容疑者の自宅を捜索。事件に関与した疑いで残る容疑者の行方を追っています。

オランド氏は23日投票の大統領選に向けた、厳戒態勢を約束。21日には国防会議を招集し、対応を協議しました。

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