韓国籍の4人逮捕

福岡市中央区天神の駐車場で20日、男性会社員が銀行から下ろした現金3億8000万円入りのスーツケースを奪われた強盗殺傷事件で、福岡県警は21日、福岡空港で計7億3500万円の現金を所持したとして、韓国籍の男4人を関税法違反容疑で逮捕しました。

県警によると、容疑者らは、現金は知人から頼まれて預かった。と強盗事件については否定しています。

100万円を超える現金を海外に持ち出す場合、税関に申告義務があります。県警によると、容疑者らは同空港国際線ターミナルで、手荷物検査で数億円の現金を持っていること判明。申告せずに出国しようとしていたため、事情を聞いていました。

被害者の男性は催眠スプレーのようなものをかけられ、軽症を負いました。男性は東京都内の貴金属店に勤務し、18日から福岡に出張。現金は金塊を買い付けるための資金だったといい、市内の取引先に運ぶ予定だったと説明しています。