ハンストはパレスチナ受刑者の日の17日に始まりました。ロイター通信は同日の参加者数をパレスチナ当局者によると1500人、イスラエル当局者によると1100人と報じています。
ハンストを呼び掛けたのは、獄中15年の政治団体ファタハ幹部マルワン・バルグーティ氏。同氏はニューヨーク・タイムズの投稿で虐殺を終わらせるのが目的だ、囚人や拘束者は拷問や、非人道的でひどい扱い、医療過失を被っている。収監中に死んだ者もいると主張しました。
イスラエル外務省は声明で、パレスチナ人囚人は政治囚でなく有罪のテロリスト、殺人者だ。国際法の報いを受け、国際法の下適正に扱われていると述べました。
NGOパレスチナ囚人クラブなどによると、パレスチナ人約6500人(女性57人、子ども300人)がイスラエルにある22カ所の刑務所などに収監・拘束され、うち500人は裁判なしに拘束されています。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは声明で、イスラエルがパレスチナ人をパレスチナでなくイスラエルで収監し、家族と面会する権利を奪っていることは、国際法違反と指摘。パレスチナのアッパス議長は声明で、囚人の解放と不当な扱いをやめさせるため、引き続き尽力をすると述べました。
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