2017年4月24日月曜日

化学兵器調査のOPCWを支持

ティラーソン国務長官は21日、ロシアのラブロフ外相と電話会談しました。シリア北西部のイドリブ県で4日に起きた化学兵器使用が疑われる空爆に関する化学兵器禁止機構(OPCW)の調査への指示を表明しました。ロイター通信によると、ロシア外務省は、米国がロシアの調査参加を拒んだとしてラブロフ氏が遺憾の意を表明したと発表しました。

ロシア側は、OPCWの支援の下に事件の客観的な調査を改めて検討することで一致したと発表。これに対して、国務省のトナー報道官代行は、ティラーソン氏は、OPCWが現在行っている調査について重ねて支持したとだけ指摘しました。

OPCWは犠牲者から採取したサンプル調査でサリンかサリンのような物質の検出を確認しましたが、誰が使用したか明示していません。米国はアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、政権軍の空軍基地に巡航ミサイルを撃ち込みました。これに対し、ロシアはアサド政権が使用した証拠はないと猛反発しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...